株式会社石川工場
最終更新日:2024-11-18 12:57:41.0
第6号 基本性能だけを装備したシンプル構造 石川式撹拌擂潰機
基本情報第6号 基本性能だけを装備したシンプル構造 石川式撹拌擂潰機
液体、スラリー、ペースト、粉体、ケーキの撹拌、すり潰し、粉砕、解砕しながら均一に混練、分散処理を行います。
石川式擂潰機の特徴】
以下のような特徴があります。
(1)独自設計により鉢内を均等・均一に撹拌擂潰処理が可能
(2)撹拌・擂潰の同時処理が可能
(3)駆動トルクが高く高粘度体の処理が可能
(4)ボールミル等に比べて処理エネルギーが低く「マイルドな加工」が可能
【製品の基本仕様】
・加工容量の種類:
A型:20L AA型: 60L B型:100L C型:150L(金属釜のみ 磁器鉢は対応していません)
・杵の稼働方式:
‐OR式:杵の自転は自由自転のタイプ(動力で回転させていないタイプ)
‐FR式:杵を動力で強制的に自転させるタイプ(擂潰性能が向上する材料もあります)
・鉢の素材
‐磁器鉢:磁器は耐酸性が強いために、化学薬品の擂潰に適している
‐砲金:素材の硬度が比較的に柔らかいので、ソフトな擂潰に適している。
‐ステンレス:衛生的で食品等に適している
‐鋳鉄:鉄素材のため、万能な素材
・オプションでインバータ(杵の回転速度可変)、デジタルタイマー
カバー(安全カバー、飛散防止カバー)等を取り付けることが出来ます。
101号、16号、18号、20号、22号、24号 竪型(F型)
【特長】
・石川式撹拌擂潰機の基本モデル
・杵が自転しながら公転するため、鉢全体をまんべんなく擂潰処理が可能。
・杵にばねが内蔵されており、圧力をかけながら撹拌・擂潰可能。
・101号、16号は、杵(乳棒)が1本で基本処理(擂り潰し)を行う方に最適。
・18号、20号、22号、24号は、杵(乳棒)が2本あり、処理時間の短縮やより強い力を求めている処理に最適。
【好適使用事例】
・モータトルクが高いため、高粘度体の擂潰に最適。
・スラリー、ペースト、コロイドを分散、混練しながら、材料を固まらせることなく細かく粉砕。
・溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の乳棒の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
・杵先が繰返し処理材料へエネルギーを加えることでメカノケミカル、メカニカルアロイ、メカノフュージョン等の化学合成、金属合成を促進する効果も確認されています。
・上記メカニカルアロイングを用いて、電子材料や二次電池材料の合成可能。
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第7号 加熱/冷却対応 石川式撹拌擂潰機 すり潰し、分散機
【特長】
・石川式撹拌擂潰機の特徴そのままに、加熱・冷却しながら処理が可能
・7A 加工容積:20L 7AA 加工容積:60L
7B 加工容積:100L 7C 加工容積:150L
・加工材料により、鉢材料を選択可能(金属、磁器)
※磁器鉢は7A~7Bまで
・杵を強制回転自転させ、擂潰機能が向上する機構を選択可能
※磁器鉢/磁器杵の場合には、自由回転自転のみ
・金属鉢の材料は、砲金、鋳鉄、ステンレスから選択
・鉢の外側にジャケット構造をとり、外部熱源により、加熱・冷却が可能
【好適使用事例】
・スラリー、ペースト、コロイドを分散、混練しながら材料を固まらせることなく細かく粉砕。
・溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で乳棒の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
・加熱による脱水効果を利用し同時に粉体の粒子を粉砕、解砕し、水和物から水分を乾燥させることも可能。
・擂潰により、メカノケミカル反応が生じます。さらに加熱することで、メカノケミカル反応を加速させることもできます
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13号 加熱・冷却可能 鉢傾斜型で擂潰物の取り出し容易
【特長】
・釜が前傾斜するので処理材料の投入や取出す際の作業性が向上します。しかもこの釜の前傾斜機構は機械式なので防爆環境でご利用頂けます。
・外部熱源からの熱を取り入れ釜を外側から均一に加熱・冷却可能な二重釜構造となっており釜に投入した擂潰物を温めたり、冷やしたりしながら撹拌擂潰処理をすることが出来ます。
・杵先の形状を変えたり、杵に内蔵されたばねの強さを変える
ことで機械の擂潰力や撹拌力の調整が可能です。
・オプションでインバーター、デジタルタイマー等を取り付けることで、杵の回転速度を変更したり、機械稼動時間の管理が可能になります。
【好適使用事例】
・スラリー、ペースト、コロイドを分散、混練しながら材料を固まらせることなく細かく粉砕。
・溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で乳棒の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
・加熱による脱水効果を利用し同時に粉体の粒子を粉砕、解砕し、水和物から水分を乾燥させることも可能。
・擂潰により、メカノケミカル反応が生じます。さらに加熱することで、メカノケミカル反応を加速させることもできます
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6号 石川式攪拌擂潰機の基本性能を装備した大容量タイプ
【特長】
・石川式撹拌擂潰機の特徴そのままに大容量の処理が可能
・鉢の素材が磁器、砲金、ステンレス、鋳鉄の4種類をご用意しており、お客様の材料に応じて選択可能
・容量(加工容積)の以下の4種類をご用意
A型:20L AA型: 60L B型:100ℓ
C型:150ℓ(金属釜のみ 磁器鉢は対応していません)
・大容量加工向けに杵を3本を標準搭載
・擂潰性能向上のため、杵を強制回転させてる機構をオプションで準備
【好適使用事例】
・磁器鉢は耐酸性が強く、化学薬品等の撹拌擂潰に適してる
・スラリー、ペースト、コロイドを分散、混練しながら細かく粉砕。
・溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で乳棒の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
【導入試験室のご案内】
石川式撹拌擂潰機の機能、性能評価のため実験機を無料でご利用頂けます。またお客様のご希望により弊社スタッフがお客様の実験をサポートいたします。さらに、お客様の処理に最適な石川式撹拌擂潰機の機械選定と撹拌擂潰処理をご提案いたします。ご検討頂く際に是非ご利用下さい。
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自動乳鉢 石川式攪拌擂潰機(いしかわしきカクハンライカイ機)
【特長】
・石川式撹拌擂潰機の特徴そのままに、コンパクト設計を実現。
・ステンレス筐体採用により耐薬品性が向上し、実験室やクリーンルームでの使用用途が拡がる。
・D18S, D20S, D22Sは杵先が2本あり、擂潰性能が向上。
・卓上型のため、ドラフトチャンバーやグローブボックス内での使用が可能となり、有機溶剤等の擂潰も可能。
【好適使用事例】
・実験室の自動乳鉢として、多くの水準試験に最適。
・グローブボックスを用いてアルゴンガス雰囲気内でのスラリー、ペースト、コロイドを分散、混練、粉砕。
・ドラフトチャンバー内で溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で乳棒の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
・撹拌・擂潰の同時作業相乗効果
繰返し機械的なエネルギーを加え、物質の結晶構造・物性が変化し、周りの物質と化学反応を生じるさせるメカノケミカル現象。また、小さなエネルギーでの摩砕は、物質に過度なストレスと熱を与えず、自然に近い状態で粉砕、混合、煉合せがされ、単なる混合、撹拌では得られない、均一分散、物質同士の圧着が実現できます
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取扱会社 第6号 基本性能だけを装備したシンプル構造 石川式撹拌擂潰機
石川式撹拌擂潰機の製造、及び販売。 創業当初(明治30年)は、食品、特にかまぼこ用の魚のすり身向けに使っていただいておりました。 現在では、以下の業界の研究開発分野にご使用頂いております。 (1)研磨材業界 (2)電子部品業界(特にセラミックス分野) (3)二次電池業界(電池の正極、負極材料開発) 特に、以下の用途に拡がり、使っていただく機会が増えております。 (1)メカニカルアロイングによる合金製作の研究開発 (2)メカノケミカルによる合成物の研究開発 (3)金属粒子やセラミックス粒子の整粒化(粒子の均一性)を必要とされている研究開発 (4)その他理化学機器向け 主な処理材料は以下になります。 ・全固体電池のSi負極材料開発 ・導電性の貴金属 ・カーボンペースト/スラリー ・カーボンナノチューブ ・ガラスフリット ・人工骨(アパタイト) ・入れ歯歯科材料 ・砥粒/研磨剤 ・化粧品 ・顔料 ・セラミックス材料 ・食品(スパイス、漢方薬、餡子、ごま、ピーナツ等) これらの粉砕、混合にご利用頂いています。
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