「安全・安心」をテーマに、小型・高分解能質量分析装置の開発を行う、MSI.TOKYO株式会社
近年、分析化学、バイオサイエンス、薬学、医学,環境、科学、宇宙科学、安全・安心分野をはじめとした様々な分野において、質量分析装置は、必要不可欠な分析機器として幅広く用いられるようになってきています。
質量分析法は、分析対象物をイオン化し、その質量電荷比と強度を測定して含有物質の特定を行なう分析技術です。その最大の特徴は「超高感度」であり、フェムトモルレベルの超微量検出も可能です。
その質量分析計の中でも飛行時間型は近年飛躍的に性能が向上し、あらゆる分野で利用されていますが、飛行距離が長いほどより正確な分析結果が得られるため、一般的には1.5~2m程度の飛行距離が必要となりとなります。
しかしそれでは当然持ち運びは困難であり、これまでは、分析対象現場から採取した試料を専門機関まで輸送しての分析が一般的でした。
現在は、前段にGC(ガスクロマトグラフィ)を装着した分析法となりますが、現在大気中のCO2、N2Oの分離や、PCBの分析等で準備を進めており、その他に、建物内に浮遊する有害物質の特定、土壌分析、食品、加えて医薬、医療分野における代謝分析への期待も高まっています。
当社は、大阪大学関係者により培われた質量分析計を核 として、様々な分野におけるニーズにあった製品の開発を幅広く行い、卓上型あるいは携帯可能な汎用機器として利用可能な装置開発を行います。
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