ユニソクは、ユニークな測定機器のクリエーターをめざして1974年に発足しました。主に超高真空型の走査型プローブ顕微鏡(SPM)を自社開発し大学、公的機関、及び民間企業や研究所に販売しているメーカーです。長年に渡って高速分光測定装置や走査型トンネル顕微鏡等、先端的な測定機器の開発、製品化を行い国内及び海外の大学や研究機関に納入し、その技術内容は基礎研究分野の研究者から高い評価を得ております。近年、走査型プローブ顕微鏡は、特に試料表面の原子レベルでの観測手段として、近年、著しく高性能化、多機能化が進んでいます。その用途も主に物理学分野から化学、バイオ関連分野に広がりつつあり、まさにナノテクノロジー、ナノサイエンスに欠かせないツールだと言えます。
事業内容1970年代ユニソクは最も高速性能(dead time:1msec)のストップトフロー装置を完成。マルチチャンネル分光測定装置を国内で最初に実用化し現在ではさらに高速な反応測定を実現。1983年には大気中トンネル顕微鏡を国内初の実用し半導体素子,磁気,光ディスクの研究分野で活躍。物理,化学,生物の広い分野へと開発を続け超高真空トンネル顕微鏡,走査型近接場光学顕微鏡,超高真空原子間力顕微鏡、極低温強磁場プローブ顕微鏡等を製品化し更なる研究分野に普及。また多数の研究者との共同研究を通じて応用研究を推進しています。特に超高真空走査型トンネル顕微鏡関連の製品では、業界一位の納入実績を達成しています。
また、極限環境下(超高真空、極低温、強磁場中)で観測可能な自社製走査型プローブ顕微鏡をはじめ、SPMの応用製品として開発した4プローブ電気特性測定装置等の最新の製品群を開発し、各種の基礎研究と応用研究に役立つ研究手段を提供しております。
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