製缶ラインで缶に入ってしまうキズを防止した事例をご紹介します。
ある製缶機械メーカー様からの相談で缶を溶接する工程の手前で缶を成形しながら搬送するフォーミングフラップという部品がありその部品を通過する際の抵抗で鋼板にキズが入ってしまうというものがありました。
滑りを良くするのであればフッ素コーティングもあるが、鋼板が滑る為、耐摩耗性も必要だとのこと。
そこで弊社の「テフ・ロック」をご紹介。
これにより部品と鋼板の摩擦抵抗を下げ鋼板にキズが入るのを防ぐことが出来、さらに硬質クロムめっきと同等の硬度があるため部品そのものの耐久性も飛躍的に向上させることが出来たと喜んでいただけました。
基本情報テフロック採用事例その1【製缶ラインでの傷防止】
・自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」は硬質クロムめっきの持つ高 硬度や耐摩耗性といった優れた機械的特性と4フッ化樹脂の持つ非粘着 性や優れた離型性を兼ね備えた、他に類をみない高機能複合表面処理技 術です。
・ベースがクロムめっきであるため、HV850程度の硬度があります。
・耐熱性については250℃前後を推奨しておりますがそれ以上の温度帯
でもご使用いただける耐熱バージョンもございます。
・食品、添加物等の規格基準(厚生省告示第370号)に基づく器具及び 容器包装規格に適合しています。このため、食品が直接テフ・ロック面
と接するような用途にもご使用いただけます。
・処理温度が約200℃と低温であるため、素材への熱的影響がほとんど ありません。
・通常のクロムめっきと同様に剥離・再加工をすることが可能です。
・鉄鋼、ステンレス、アルミニウム、銅、銅合金、ニッケル等広範な金属 素材に施工可能です。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | ※詳しくはお気軽にお問い合わせください。 |
詳細情報テフロック採用事例その1【製缶ラインでの傷防止】
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製缶以外にも包装機械のヒートシーラーや食品関係のタンク、ホッパーなど各種部品に処理させていただいています。
取扱企業テフロック採用事例その1【製缶ラインでの傷防止】
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・金属ロール、弾性ロール製作加工 ・硬質クロムめっき加工 サージェント浴をベースに、硬度の高い(HV900以上)クロムめっきをご提供しております。 ・表面仕上げ めっき表面は、超鏡面仕上げから無光沢梨地仕上げまで幅広い光沢度と粗さに調整可能。 ●超研磨仕上げ 0.05S以下(バーチカル研磨機) ●ミラーポケット仕上げ/セミマット仕上げ ●梨地仕上げ ●バフ仕上げ(円筒バフ研磨機/フレキシブルバフ研磨機) ・自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」加工 硬質クロムめっきとテフロン等の商標で知られる4フッ化樹脂の 複合めっき。クロムめっきの高硬度と4フッ化樹脂の自己潤滑性 を併せ持つ優れた表面処理。離型性と耐磨耗性の両立が可能。 <用途> ヒートシーラー、ガイド部品、ロール、スクリュー等 ・高硬度クロムめっき「クロアモール」加工 クロムとカーボンの合金めっきであり、世界初のアモルファス構 造を持つクロムめっき。硬質クロムめっきの約倍の硬度(約Hv1,800)を有する。 <用途> 封止金型、精密ダイス、エンジン部品、パイロットピン、スクリュー等
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