海外製品のタンクが傷つきやすく困られていた事例をご紹介します。
【課題】
あるメーカー様からの相談で、大理石の原料を混ぜるタンクで硬度が必要だったが、海外製のタンクが傷つきやすく、めっきが剥離していた箇所にはキズが多数入っていた
【提案】
もともとの海外製のタンクは硬質クロムめっきの膜厚が非常に薄く、特に内径の底と内径面の境目付近はほとんどめっきがついていない状態だったので、弊社の「硬質クロムめっき」を厚く施工することを提案
【結果】
他社で施工した硬質クロムめっきは1回の使用でキズが入っていたが、弊社納品後に数回使用頂いたが問題なく満足頂いている
基本情報硬質クロムめっき採用事例その1【海外製品のタンク】
【硬質クロムめっきの特長】
■硬度
一般的にはHv700以上とされています。
オテックでは液組成の調整により、Hv900以上の高硬度のめっきをご提供しております。
■耐摩耗性
摩擦係数が小さく、耐摩耗性に優れています。
■耐熱性
400℃以上に加熱することにより、急激に硬度が低下します。オテックではめっき後の水素除去の為のベーキングは専用の炉を使用し、厳密な温度管理の下に行っています。
■耐食性
塩化物以外の化学薬品に対して安定しています。
■保油性
めっき表面の微細なクラックの影響により保油性に優れています。保油性をさらに高めたい場合にはクラックを広げたポーラスクロムめっきにも対応できます。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | ※詳しくはお気軽にお問い合わせください。 |
カタログ硬質クロムめっき採用事例その1【海外製品のタンク】
取扱企業硬質クロムめっき採用事例その1【海外製品のタンク】
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・金属ロール、弾性ロール製作加工 ・硬質クロムめっき加工 サージェント浴をベースに、硬度の高い(HV900以上)クロムめっきをご提供しております。 ・表面仕上げ めっき表面は、超鏡面仕上げから無光沢梨地仕上げまで幅広い光沢度と粗さに調整可能。 ●超研磨仕上げ 0.05S以下(バーチカル研磨機) ●ミラーポケット仕上げ/セミマット仕上げ ●梨地仕上げ ●バフ仕上げ(円筒バフ研磨機/フレキシブルバフ研磨機) ・自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」加工 硬質クロムめっきとテフロン等の商標で知られる4フッ化樹脂の 複合めっき。クロムめっきの高硬度と4フッ化樹脂の自己潤滑性 を併せ持つ優れた表面処理。離型性と耐磨耗性の両立が可能。 <用途> ヒートシーラー、ガイド部品、ロール、スクリュー等 ・高硬度クロムめっき「クロアモール」加工 クロムとカーボンの合金めっきであり、世界初のアモルファス構 造を持つクロムめっき。硬質クロムめっきの約倍の硬度(約Hv1,800)を有する。 <用途> 封止金型、精密ダイス、エンジン部品、パイロットピン、スクリュー等
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