サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社/Thermo Fisher Scientific K.K. 【HPLC事例紹介】アミノ酸自動誘導体化による乳飲料の分析
- 最終更新日:2024-11-12 17:59:21.0
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多くのアミノ酸は紫外線(UV)吸収を持たないため、従来の分析方法では感度や選択性の向上が難しく、操作が煩雑で安定性に欠けるという課題がありました。本技術資料では、Thermo Scientific Vanquish Core HPLCシステムのオートサンプラーに搭載されているカスタムインジェクションプログラム機能を利用し、プレカラム誘導体化法により、20種類のアミノ酸を一度に誘導体化し、一斉分析した事例を紹介します。このシステムは、誘導体化反応後の分解の影響を受けないため、高精度な定量分析を実現します。市販の飲料中を用いて検証した結果、食品などの複雑なサンプルマトリックス中でも選択的に定量できました。
【特長】
■ 20種類のアミノ酸を一度に誘導体化し、一斉分析が可能
■ プレカラム誘導体化法で高精度な定量分析を実現
■ 良好な直線性と高い再現性を提供
■ 複雑なサンプルマトリックス中でも選択的に検出
■ オートサンプラーによる自動化はヒューマンエラーを回避し、作業効率を向上
基本情報【HPLC事例紹介】アミノ酸自動誘導体化による乳飲料の分析
【装置構成】Vanquish Core HPLCシステム
ポンプ:Thermo Scientific Vanquishクォータナリポンプ C
オートサンプラー:Thermo Scientific Vanquishスプリットサンプラー CT
カラム恒温槽:Thermo Scientific Vanquishカラムコンパートメント C
検出器:Thermo Scientific Vanquish蛍光検出器 F
ソフトウエア:Thermo Scientific Chromeleonクロマトグラフィーデータシステム7.3
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