株式会社石川工場 AGB型 硬質材料擂潰 可変速対応 卓上型

卓上型で実験機に最適。杵をモータで強制回転させる機構を採用し、より高い擂潰性能を有する。硬質材料の分散、撹拌、粉砕、解砕に好適

【特長】
・石川式撹拌擂潰機の特徴そのままに、杵をモータで強制回転させることでより高い擂潰性能を有する。
・卓上型なので研究開発分野での実験に適し、ドラフトチャンバー内での使用も可能。
・鉢・杵の材質として、めのう、アルミナ、炭化タングステンを用意しており、お客様の要望に応じた鉢・杵材料を選択可能。
・防護カバーを標準搭載しており、粉塵の飛散を抑制。
・また、インターロック機構を搭載して、カバーを開けると、杵回転が止まる安全機能付き

【好適使用事例】
・研究開発向け実験機として、少量の下記材料の擂潰(擂り潰し)、分散にご採用いただいております。
 ‐チタン(Ti) 、ジルコニア(ZrO2)、シリカ(二酸化ケイ素 SiO2)、アルミナ・酸化アルミニウム(Al2O3)、α-リン酸三カルシウムセラミック ハイドロキシア、シリコンカーバイト(SiC)窒化アルミ(AlN)、窒化ケイ素(Si3N4)等のセラミックス材料
 ‐カーボン、イリジウム、ビスマス、テルル(Bi2Te3)、鉛、スズ、ニオブ、タングステン、モリブデン、アンチモン、白金、金、銀、銅(カッパー)等のレアアース/高機能金属の処理。

基本情報AGB型 硬質材料擂潰 可変速対応 卓上型

【石川式擂潰機の特徴】
以下のような特徴があります。
(1)独自設計により鉢内を均等・均一に撹拌擂潰処理が可能
(2)撹拌・擂潰の同時処理が可能
(3)駆動トルクが高く高粘度体の処理が可能
(4)ボールミル等に比べて処理エネルギーが低く「マイルドな加工」が可能

【製品の基本仕様】
・鉢の種類:めのう、アルミナ、炭化タングステン
・鉢内径:めのう:120mm アルミナ:120mm 炭化タングステン:140mm
・鉢深さ:めのう:30mm アルミナ:30mm 炭化タングステン:63mm
・処理容積:0.05L
・装置幅:405mm
・装置奥行き:400mm
・装置高さ:715mm
・電源:100V 0.9kW

【導入試験室のご案内】
石川式撹拌擂潰機の機能、性能評価のため実験機を無料でご利用頂けます。またお客様のご希望により撹拌擂潰処理を熟知した弊社スタッフがお客様の実験をサポートいたします。さらに、お客様の処理に最適な石川式撹拌擂潰機の機械選定と撹拌擂潰処理をご提案いたします。ご検討頂く際に是非ご利用下さい。

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
型番・ブランド名 AGB 可変速対応の石川式撹拌擂潰機
用途/実績例 ■分析試料の調整・硬物質の少量擂り潰しを主な目的とする機械です。
●圧電センサー、ガスセンサー、MEMSセンサー、熱変換素子、多孔子セラミックス、LTCC多層基板、3Dプリンター材料、歯科材料、人工骨、人工関節の材料の混練、練和に多くご利用頂いています。
●大学、企業の研究開発部門においても、以下の材料の撹拌擂潰目的でご利用頂いております。
・電子部品材料(セラミックス粒子の整粒化)
・導電性インク、導電性接着剤(導電粒子の整粒化と接着剤の分散・混錬)
・IR透過性インク(分散・混錬)
・絶縁材、封止材(絶縁材の整粒化と封止材の分散・混錬)
・3Dプリンター材料(分散・混錬)
・水素吸蔵物質の合成処理
・顔料、釉薬(顔料等の整粒化)
・金属(金、銀、銅、カッパー)ペースト
・ガラスペースト
・カーボンペースト
・二次電池
・リチウム電池材料、全固体電池の電極材
・カーボンナノチューブの分散
・砥石、砥粒、研磨剤
・ブレーキシュー
・医薬品 軟膏(分散・混錬)
・薬品・化粧品(金属微粒子の整粒化と分散・混錬)
・化学・繊維素材
・研究・開発用機器・装置(自動乳鉢機能)

詳細情報AGB型 硬質材料擂潰 可変速対応 卓上型

AGB型
・杵の回転速度を変化させることができます。
・卓上型ですので、ドラフトチャンバー内、グローブボックス内での使用も可能です。
・防護カバーを搭載しており、粉塵の飛散抑制効果を有しております。
・レバーを回転させることにより、鉢が下降し、材料を容易に取り出すことが可能です。

カタログAGB型 硬質材料擂潰 可変速対応 卓上型

取扱企業AGB型 硬質材料擂潰 可変速対応 卓上型

導入試験室でスタッフが作業をしている画像.jpg

株式会社石川工場

石川式撹拌擂潰機の製造、及び販売。 創業当初(明治30年)は、食品、特にかまぼこ用の魚のすり身向けに使っていただいておりました。 現在では、以下の業界の研究開発分野にご使用頂いております。 (1)研磨材業界 (2)電子部品業界(特にセラミックス分野) (3)二次電池業界(電池の正極、負極材料開発) 特に、以下の用途に拡がり、使っていただく機会が増えております。 (1)メカニカルアロイングによる合金製作の研究開発 (2)メカノケミカルによる合成物の研究開発 (3)金属粒子やセラミックス粒子の整粒化(粒子の均一性)を必要とされている研究開発 (4)その他理化学機器向け 主な処理材料は以下になります。 ・全固体電池のSi負極材料開発 ・導電性の貴金属 ・カーボンペースト/スラリー ・カーボンナノチューブ ・ガラスフリット ・人工骨(アパタイト) ・入れ歯歯科材料 ・砥粒/研磨剤 ・化粧品 ・顔料 ・セラミックス材料 ・食品(スパイス、漢方薬、餡子、ごま、ピーナツ等) これらの粉砕、混合にご利用頂いています。

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