ε-ポリリジン(以下、ポリリジン)は正式にはε-ポリ-L-リジンと称される物質です。ヒト必須アミノ酸のL-リジンのε位のアミノ基とα位のカルボキシル基がアミド結合により25~35個連なったホモポリマーです。
1989年以来、30年以上の製造実績があり、食品保存料として広く使用されているアミノ酸の保存料です。
天然微生物の発酵生産物ですので、合成物質由来の食品保存料の使用を抑えることができます。
ポリリジンはプラスに電荷を帯たカチオンポリマーです。
マイナス電荷を帯びた微生物細胞膜と電気的に結合して、微生物の生育を阻害します。
ポリリジンは厚生労働省告示の既存添加物名簿(三百九十七)に収載されています。表示例:保存料(ポリリジン)。
【特長】
■安全の天然微生物の発酵物(遺伝子組換え生物ではない)
■天然の発酵物なので良いイメージを付与
■食品保存料として既存添加物名簿に収載
■お弁当、お惣菜、各種加工食品、ベーカリー製品、菓子類などの様々な食品に利用可能
■安心な国産食品です
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基本情報食品保存料『ポリリジン』 | 天然微生物の発酵アミノ酸
【ポリリジンの特徴】
■各種微生物に対して少量で優れた抗菌効果を示す
■広いpH範囲で抗菌効果を示す
■熱安定性に優れている
■安全性が高いという保存料として優れた特性を有している
■水への溶解性も高く食品に使用し易い
■グラム陽性菌(セレウス菌等)、グラム陰性菌(大腸菌等)、酵母など広範囲の微生物、特に食中毒原因菌に対しても、優れた増殖抑制効果を発揮する
■枯草菌をはじめとする耐熱性菌に対しても、優れた増殖抑制効果を発揮する
■食品の腐敗に大きな影響を及ぼす乳酸菌に対しても強い抑制効果を発揮する
■厚生労働省のガイドラインに従い、急性毒性、亜急性毒性、慢性毒性、変異原性、体内動態試験などにより高い安全性が確認されている
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型番・ブランド名 | ポリリジン |
用途/実績例 | ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。 |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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25%水溶液 | 25%ポリリジンを含む水溶液 |
50%粉末 | ポリリジン50%とデキストリン50%の粉体 |
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