掲載開始日:2022-04-28 00:00:00.0
サステナブル社会に対応するプラスチック添加剤の開発と展開 ビックケミー
- コンパクティング技術の概念
- 樹脂製品の安定化
持続可能(サステナブル)な社会におけるプラスチック製品の開発、活用が求められています。今回は、プラスチックコンパウンド、とりわけ熱可塑性樹脂コンパウンドのサステナブル(主にカーボンニュートラル)貢献についてBYK添加剤の概念や事例を紹介します。
カーボンニュートラル
1.植物由来樹脂の活用(層状ケイ酸塩の活用)
2.植物繊維フィラーの有効活用
3.ガラス繊維・炭素繊維強化コンパウンドにおける繊維使用量低減
4.マテリアルリサイクル
4.1 樹脂製品の安定化
4.2 異物の相溶化及び分散安定化
5.無塗装化
5.1 湿潤分散剤による着色性の改善
5.2 複合ケイ酸塩によるフローマーク改善・密着性向上
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熱可塑性プラスチック材料は、その汎用性のため需要が高く、自動車産業から電気・電子製品、デバイスから建設産業、フィルム・包装物産業に至るまで世界中で多くの業界と応用分野で使用されています。BYK は、ケーブル、食品包装、建築部品などの工業用に幅広く高性能を付与するソリューションを提供しています。
EM電線被覆や建材、電気・電子用途のノンハロゲン難燃性改善に有効な難燃剤・難燃助剤を ご紹介します。BYK-MAX FRシリーズ、有機修飾された層状ケイ酸塩CLOISITE、BYK-MAX CTの製品ラインアップをご参照ください。
ビックケミー熱可塑性樹脂用添加剤 製品一覧表(第6版)を発行しました。 SCONA改質剤や分散剤、添加剤混合コンパクティング技術など熱可塑性プラスチック分野の お客様の課題に対してソリューションをまとめた参考ガイドです。
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金属ダイキャスト用離型剤 HORDAMER PE 02
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熱可塑性コンパウンド用添加剤:BYK-MAX CT 4270
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