八十島プロシード株式会社 【医療業界解決事例】3Dプリンターの特性を活かした設計構造
- 最終更新日:2022-01-20 09:49:57.0
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3Dプリンター製輸液ライン固定プレート
3Dプリンターは試作だけではなく、最終製品の使用にも耐えうる強度や耐久性を持ち合わせた材料のラインナップがあります。例えばナイロン12の靱性と3Dプリントの自由な形状実現性を考慮した設計を取り入れることで、構造や操作もシンプルな治具やパーツの製作が可能です。
■加工方法
3Dプリント:HP Multi Jet Fusion(マルチジェットフュージョン方式)
■材質
PA12(ナイロン12)
【お悩み】
・複数の輸液ラインコネクタを同時使用する際には、それぞれが絡まり取り扱いに苦労をしていた
【ご要望】
・器具を使うこと無く、簡単に取り外しすることができるシンプルな固定治具が欲しい
【ご提案】
3Dプリンターのナイロン12は、靱性が高いためバネやヒンジのような構造の再現が可能です。今回はワークを固定する部分に、素材の特性を活かしたバネ構造を採用しました。一体構造にすることで誰もが操作がしやすい取り付け機構と部品点数を減らすことで治具自体の管理のしやすさも追求しました。
基本情報【医療業界解決事例】3Dプリンターの特性を活かした設計構造
【造形方式ラインアップ】
■FDM(熱溶解積層方式)
■SLS(粉末焼結積層方式)
■Powder Bed Fusion(粉末床溶融結合方式)
■HP Multi Jet Fusion(マルチジョイントフュージョン方式)
■PolyJet(紫外線硬化方式)
■Binder Jetting(粉末固着積層方式)
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